猫好きのあなたへ |
猫好きのあなたへ
「福岡県動物愛護センター」のホームページから以下転載
平成26年度に、事故等で負傷して保健所等に保護された猫は、
福岡県内で725匹です。これは犬の8倍の数。
猫ちゃんにとって外は危険がいっぱいなのです。
助からない子も多く、運良く助けられた子には、
ボランティア団体さんたちの、相当な覚悟と負担がかかっているのです。
「かわいそうだから誰か助けて」ではなく
「私が助ける」と責任を負ってくださるボランティア団体さんは、
センターにとって本当にありがたい存在です。
あなたのかわいい猫を、事故や病気にあわせないためには、
外へ出さないことが一番です。
でも、ただ家の中に閉じ込めているだけでは、
お外を知っている猫まったりは外に出たがります。
特にこれからの季節、発情期に入ると、メスもオスも落ち着かなくなります。
不妊去勢手術をすることは、決してかわいそうではありません。
この本能を押さえつけている状態の方がよっぽどかわいそうなのです。
手術済みの猫たちは、大好きなあなたとあなたのいる家の中で
まったり楽しく暮らすことができます。
一方で、保健所等に引き取られた猫の数は、福岡県全体では3506匹、
このうち2929匹が子猫なのです。

各センターやボランティア団体さんたちによって助けられる子は、ほんの一部です。
あなたの猫が産ませた子たちではないですか?
あなたがエサを与えていた猫たちの子ではないですか?
むやみに子猫を産ませないでください。
生まれた子猫たちには責任をもってください。
誰だってみんな助けたい。
でも殺処分をゼロにしてと言われるだけでは、
救える数ではないのです。